AIに置き換えられても、私にできること

英語について

アメリカ在住時代から続けていた翻訳の仕事。始まりは「断りきれなかったから」でしたが、本業や出張で多忙な日々の中、「将来、今の働き方が難しくなったときの支えになるかもしれない」と思い、どんな依頼も受けてきました。

3年ほど前までは、副収入としてかなり安定しており、ある月は扶養の壁をはるかに超える金額を得ていたこともありました。

しかし、おととし頃から依頼は徐々に減少。昨年はさらに減り、今年1月にはついに1件だけ。――「これがAIの進化ということなのか」と、実感する出来事でした。

「いつかのために」と信じて積み上げてきた翻訳の仕事が、必要とされなくなる日が来るとは…。少し切ない気持ちになったのも正直なところです。

そんな中、ゴールデンウィーク明けに教育関係の翻訳依頼が届きました。「ぜひお願いしたい」とのメッセージ。でも、本業と英語コーチング業で手が回らず、初めてお断りしました。断るって、勇気がいりますね💦

そして数日前、再び同じような教育系の翻訳依頼が。「今回はどうしようかな」と迷いつつ、前回お断りしたこともあって、ついお引き受けしてしまいました。

もちろん、AIではまだ対応できない専門分野や文脈もあります。でも私がこれまで関わってきたジャンルは、置き換えが進みやすい領域だったのだと、今は受け止めています。

これからも、できる限り仕事を続けていきたい。そのためにも、「自分が価値を発揮できる専門分野であるコーチング」で、さらに力を磨いていこうと心に決めています。

翻訳経験を活かした英語コーチングの事例については、今後こちらでご紹介予定です。▶ コーチング事例ページ

また、機械翻訳の進化について興味がある方は、DeepL翻訳などを参考にしてみてください。