「文法は理解できています。読んでも意味はわかるんです。
でも、話そうとすると、言葉が出てこなくて…」
これは、私のコーチングセッションでとても多くの方が抱えるお悩みのひとつです。
「英語がわかる」ことと「話せる」ことは別のスキルである──
その“ズレ”が生まれる理由と、実際の解決アプローチについてお話しします。
「理解」と「発話」──2つのスキルのギャップ
日本の英語教育では、長年「文法の理解」や「読解力の向上」に重点が置かれてきました。
その結果、多くの方が持っているのが「受容スキル(読む・聞く)」です。
一方で、「表現スキル(話す・書く)」に触れる機会は圧倒的に少ないのが現状です。
📌 英語力の土台としての“理解”はできている。
でも、“口から出す”練習をしていないから、いざ話そうとすると言葉が出ない。
このギャップを埋めるには、「知っていることを使える状態にするトレーニング」が不可欠です。
実践している3つのステップ
私のコーチングでは、このギャップを埋めるために次の3ステップを取り入れています。
✅ ステップ①:文法例文の音読
繰り返し声に出すことで、英語の語順・リズムを体にしみこませることができます。
理解だけではなく「発話時の瞬発力」にも効果があります。
✅ ステップ②:言い換え練習(パラフレーズ)
1つの英文を「別の言い回し」で表現してみる練習。
例:「I went to the store.」→「I stopped by the market.」
語彙の幅と“表現力”が大きく伸びます。
✅ ステップ③:会話でのアウトプット
その日学んだ文法を使って質問に答えたり、自分の体験を話すミニセッション。
実際に使ってみることで、知識が自分の言葉として定着します。
コーチとして大切にしていること
英語は「知っていることを使えることに変える」プロセスがとても重要です。
私のコーチングでは、理解の確認だけで終わらず、実際に話してみる練習までを含めたサポートを行っています。
こうしたステップを通して、
「読めるけど話せない」という状態を、
「自信を持って話せる」状態へと導いていきます。
まとめ:英語は“口で覚える”言語
✔️「知っている」だけでは話せません。
✔️「使ってみる」ことで、ようやく“あなたの英語”になります。
だからこそ私は、
学習者が自信を持って英語を口にできるようになるまで、並走するコーチでありたいと願っています。
🖋「読めるけど話せない」とお悩みの方へ──
ぜひ一度、お話を聞かせてください。
あなたの英語に、もっと“声”をのせていきましょう。