ゴールデンウィークに入り、懐かしい方々から連絡をいただくことが続いています。
その中でも、以前の職場でお世話になった「最後から2番目のボス」から久しぶりにメッセージが届き、ふと当時のことを思い出しました。
女性としての出張、サウジアラビアでの驚き
その頃は会社の変革期で、私はヨーロッパ、アジア、そして中東と、さまざまな国を訪れていました。特に印象に残っているのがサウジアラビアでの体験です。
当時サウジでは観光ビザを発行していなかったため、女性がビジネスでサウジを訪れること自体がとても珍しく、出発前に「身長を教えてください」と言われたのをよく覚えています。空港では私の身長に合ったヒジャブを渡され、身を引き締める思いで入国しました。
文化の違いに、目を見張る日々
女性の運転は禁止されており、職場でも男女がガラスで隔てられた空間で働いていました。ホテルの朝食では、男性と女性でカウンターが別々に分かれていたり、複数の奥さんがいるという文化に触れ、カルチャーショックを受けたことも印象的でした。
それでも、感じた豊かさと心のつながり
そんな環境の中でも、現地の方々との交流や食文化には驚きがありました。砂漠の国にもかかわらず、新鮮なレタスが豊富に並ぶビュッフェを見て、「これがオイルマネーか…」と感じたのを覚えています。
再会の約束と、今あるご縁に感謝して
メッセージをくれた元上司は、今は関西でのんびりと過ごしているそうです。「今度東京に行くとき、一緒に飲もう」との言葉がうれしくて、再会が今から楽しみです。
こうして、時を超えても繋がっていられるご縁に感謝の気持ちでいっぱいになります。
本当に私は「上司に恵まれてきたな」と、あらためて感じるゴールデンウィークのひとときでした。