シャドーイングは意味があるの?──「うれしいズレ」が教えてくれたこと

英語について

シャドーイングには、実は賛否両論があります。

  • 聞こえたつもりになってしまう
  • やった気になるけれど、効果が見えにくい

ですが、私のクライアントさんのように学習初期の方にとっては、とても新鮮な気づきを生み出すトレーニングになります。

学びの効果は「順番」で変わる

いきなり音声を真似しても、うまくいかないことが多いですよね。だからこそ、私はこういう流れを大切にしています:

  1. 語彙と文法の軽い復習
  2. 接続詞やパターンの確認
  3. ストレスやリズムの意識
  4. シャドーイングでアウトプット

この順番を意識することで、以下のような「うれしいズレ」に気づいてくれることが多いのです。

  • 聞こえなかった理由に気づく
  • わかっていた文法でも、口から出すのは難しいと知る
  • リズムや感情をのせると、通じそうな気がする

「かも知れない」の連続が、学びを前に進める

シャドーイングは、完璧を求めるトレーニングではありません。

「言えたかも」「伝わるかも」「通じたかも」──そんな小さな“かも”が連続すると、人は前に進めるようになります。

初心者だからこそ、この順番と感覚が学びの土台を作ってくれるのだと、私は信じています。

私のコーチングでは、復習した文法を使ってスクリプトをカスタマイズしたシャドーイング教材を使っています。

今日もまた、小さな「かも」が生まれますように🌱